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免疫って何

免疫(自然治癒力)がないと生存できない


私たちの身体は、たくさんの細胞から成り立っており、それぞれ細胞が自分の役割を持ち、互いに協力しあいながら個々の人間の身体を維持しています。
他の人間の細胞や他の動物の細胞を集めても決して成り立ちません。
それは各人それぞれが持つ細胞社会が「自分でないもの」を拒絶する仕組みが備わっているからです。
この仕組みこそが免疫力なのです。しかし、この免疫力は加齢と共に低下し病気になるリスクが増えていきますから気をつけなければなりません。

免疫力は加齢と共に低下し病気になるリスクが増えます。

免疫の言葉の由来は「疫病(病気)を免れる」という意味からきているように、簡単に言えば、外部から体内に侵入する病原菌を「自分でないもの」と認識して、体内から排除することです。
自分でない他者を見きわめ、自分を守ることが免疫系の仕事です
一言で言うと、「疫病(病気)を免れる」ことをいいます。

免疫力の作用

自己(自分自身の本来の細胞など)と非自己(異物・自分の体の外から入ってきた細菌やウイルスなど)を区別し、「非自己」を攻撃・殺傷・排除する。

人間の体内では自己と自己以外のもの、そして変質した自己を区別することで、自己の体を自ら守っていますが、もしその免疫力がなければ、どんな小さな病であれ、自らそれを癒すことが出来ず、医療によっていくら色々な治療を施されようとも、死から免れることは出来ません。

免疫のしくみを司っているのが、白血球のマクロファージ・リンパ球・顆粒球などのような免疫細胞や、サイトカイン・抗体のような免疫物質からなる免疫系と言われるものです。

免疫の仕組み



「自己免疫疾患」

免疫細胞が時に正常な自分の体の一部を何らかに理由で非自己とみなして攻撃してしまうことがあります。
「リウマチ」や「バセドウ氏病」などがこれにあたり、リンパ球のB細胞、T細胞が体の各所を攻撃することで発症します。

女性で一番多い「便秘」「冷え性」「肌荒れ」には、自己免疫疾患が関係している場合が多いと言われています。
その中で怖いのが「橋本病」です。
橋本病はバセドウ氏病と同じく自分の甲状腺に対し、B細胞、T細胞が攻撃をして甲状腺ホルモンに異常をきたすものです。

これによって成人女性の三大疾患といわれている「便秘」「冷え性」「肌荒れ」が起きますが、いずれも軽微なため、病気の自覚が少ないのです。その発症率も女14対男1といわれるほど女性に多いのが特徴です。

女性の発症率が高いのは、男性よりも女性の方が白血球中に占めるリンパ球の割合が多く、免疫力が強いためだといわれています。
つまり、免疫力の強さが災いして免疫力の異常を引き起こしたり、その分反応も大きくなるものです。

そして橋本病が恐ろしいのは、その症状ではなく、知らず知らずのうちに「リューマチ」や「エリデマトーデス」等のさらに重い自己免疫疾患を併発することになります。
それが「オーバーラップ症候群」と呼ばれるものです。

こうなると、女性は3つも4つもの自己免疫疾患を抱え込んでしまうことになります。
自己免疫疾患は、現代医学では未だ完治できない病気の一つです。
不幸にも罹ってしまったら、その症状と上手く付き合っていくしかありません。
ですから、そのような疾患に罹る前に、私たちは常日頃、免疫力を正常に保つように心掛けなくてはならないのです。

その他、免疫異常から起きる代表的な病気として、膠原病、アトピー、クローン病などがあります。

次のような兆候が見えたら免疫力の低下を疑いましょう。

口内炎になりやすくなった
病原体が侵入しやすい敏感な粘膜部分に炎症が起きる時には、免疫力が低下していることがあります。

下痢になりやすくなった
特に、心因性、細菌性の下痢はともに免疫力の低下が疑われます。

疲れやすくなった
睡眠不足や疲労時には免疫力が低下しますから気をつけなければなりません。





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